ブログの認知率2004

“ブームとなっているブログだが、「すでに利用している」と回答した人はわずか2.5%に過ぎなかった。「まだ使っていないが、利用を検討している」も4.6%に止まり、「意味は知っているが、利用していない」の19.0%をすべて足しても、ブログというものを知っている人は3割未満だった。逆に、53.1%の人が「知らない」、13.3%が「聞いたことはあるが、意味は知らない」と回答。「わからない」の7.5%と合わせると、現時点ではブログを認知していない人のほうが7割以上を占めていることがわかった。

 すでに利用している人が使っているツールとして具体的な名称が挙がったのは、「Movable Type」が6.0%、「bblog」が3.6%、「Blosxom」が2.4%、「myphpblog」が2.4%、「その他」が15.7%だった。60.2%の人が「名前はわからないが、ブログサイト/プロバイダーが提供しているツール」、10.8%が「わからない」と回答している。白書ではこの理由について、「まだ利用者のブログサービスに対する評価や選択肢など情報が限られているため、身近にあるサービスツールを利用する状況」と説明している。

 利用しているサービスでは、ニフティの「ココログ」が最も多く19.3%だった。以下、「マイプロフィール」が8.4%、「エキサイトブログ」が7.2%、「gooブログ」が7.2%、「サービスを利用せず自分で作成している」が6.0%、「はてなダイアリー」が6.0%、「ライブドアブログ」が4.8%、「楽天広場」が4.8%と続いている。なお、有料サービスの利用率は3.6%で、無料サービスと併用している1.2%と合わせても、わずか4.8%。大多数が無料サービスの利用者で占められた。 “

個人ホームページの運営で収入を得ている人が1割強存在
“個人ホームページの開設状況では、昨年に続いて「現在開設していないし、今後開設するつもりもない」とした人が最も多く、52.9%を占めた。次いで「今は開設していないが、今後開設する予定である」が19.5%で、年代別に見ると60代、40代、50代の順に、高年齢層が今後の開設意欲を示しているという。以下、「現在開設運営している」としたが15.7%、「現在開設しているが、休止中である」が6.5%、「現在開設していないが、以前は開設していた」が5.4%となっている。

 実際に開設している人にホームページ運営による収入の有無を尋ねたところ、「収入がある」とした人が11.4%あった。具体的な手段は、「広告掲載サービス」が最も多く61.7%、次いで「物品販売」が46.7%、「オークション出品」が18.3%などとなっている。 “

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