■派遣社員の種類

一般的に派遣というと、登録型派遣のことをいいます。まず派遣会社に登録し、その後仕事の紹介をしてもらいます。仕事は期間を定め、その期間中のみ雇用関係が生じます。また、注意すべき点としては、登録すれば必ず仕事の紹介があるとは限りません。
また、登録型派遣事業を行なうことができる派遣会社は、厚生労働省があらかじめ許可した会社だけです。求人誌等でもよく見かける「般○○―○○―○○○○」という数字は、その会社に与えられた許可番号です。派遣社員のフォローや管理が十分できる資力や施設、システム等を持っていることが許可の条件となっています。登録する派遣会社がこの「許可」を受けていることを確認しておくと登録する際や働く際に安心です!

特定派遣
登録型と違って、常用社員(常に雇用している社員)を派遣する場合を特定派遣といいます。
一般派遣と違い、お仕事がないときでも雇用関係が持続し、お給料も支払われるため安定しているというメリットがあります。
なお特定派遣を行なえる会社は「特○○―○○―○○○○」という届出受理番号があるかどうかで見分けることができます。

紹介予定派遣
紹介予定派遣は、数ヶ月間派遣社員として派遣先で働いた後、派遣先に採用される就職型派遣です。
派遣期間中に、派遣社員と派遣先が正社員として働くかどうかを見極め、派遣期間終了後にその決定を行ないます。その際、スタッフの側からも派遣先企業の側からも断ることができます。紹介予定派遣は、派遣社員・派遣先企業とも短時間の面接では判断できない場合のお見合い期間と考えればわかりやすいかもしれません。働いている間にお互いに合う合わないなどの判断ができるため、転職の際のミスマッチが防げるなど双方ともメリットがあるといわれています。

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