「洗脳」を解くためには?(その2)

洗脳を解きたくて、精神についていろんなことを勉強しました。
例えば、心理学と言語学をもとに体系化した人間のコミュニケーションに関する神経言語プログラミングの「NLP」とか。

このNLPって、もともとは1970年代にベトナム戦争で心に痛手を受けた人の治療を研究するものでしたが、
最近では治療でなく、教育、スポーツ、そしてビジネスの世界でも活用されているものです。

でも洗脳から抜け出すのには相当な時間がかかりました。

「なんか違うな」という思いから入ったんですが、心の中では葛藤が続きました。
例えて言うなら「フタをされている」ような感じです。
自由に生きたいという方向と正反対の方向で、そこにとっても違和感がありました。

そして、いろいろと勉強していくことで目覚めはじめてきたんですが、
それでも「自分はそうではない」と思い続ける自分がいました。

で、ちょうどその頃、ネット上に匿名で自分の思いを書きはじめました。
ブログの走りのころですね。
そうすることで、自分と同じような境遇の人たちからフィードバックをもらえたんです。
そうすることで、初めて自分のことを客観的に見られるようになりました。

洗脳を完全に脱して自分らしく生きられるようになるまでに5年くらいかかりましたが、
この経験はいろんなことに置き換えられるということもわかりました。

それは、この前書いた「常識」「非常識」のことにも、ね。

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