- 2016-9-6
- 未来情報・IT活用術
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今回は、ランディングページについてお伝えします。ランディングページは英語で書くと「Landing Page」となり、直訳すると「着地するページ」となります。インターネットマーケティングの世界では、商品の購入や資料請求などのお問い合わせをする独自のページのことを指します。頭文字を取ってLPと呼ばれることもあります。
ランディングページの目的はお客様にコンバージョンをしてもらうことです。コンバージョンとは商品の購入や資料請求などの行動をすることです。つまり、お客様に行動をしてもらうためのページです。ランディングページをうまく使えれば、インターネットからの売上が2倍、3倍になったりしますので、ぜひ覚えて、実践してください。
Contents
1.ランディングページの基本的構成
多くのランディングページは以下のものによって構成されています。
1-1.キャッチコピー
ランディングページの最初にくるのがキャッチコピー。たとえば、「雑草を食べて10代の体力になる」みたいな。「なんじゃそりゃ」ってなるくらいキャッチーな方がいいです。キャッチコピーに魅力がないとページに訪れたお客様は本文を読んでくれません。10個くらい書き出して、一番キャッチーなものを選びましょう。
1-2.問題提起と解決法
キャッチコピーの次に問題提起と解消法があります。「あなた、今のままでいいんですか?」だったり、「この商品を使うとこんないい結果が手に入りますよ」という感じです。たとえば、食べ物にフォーカスするんだったら、「添加物があなたの体で悪さをしていますよ」と問題をクローズアップします。「今回の紹介する食品を食べていた人はこの成分によって、添加物を除去して健康になった」という解決法がつくわけです。
1-3.実施・導入・購入の流れ
実施・導入・購入の流れとは何かというと、たとえば雑草サプリみたいなものがあって、「定価は◯◯円。でも、定期購入だったら半額!」というものです。
1-4.FAQ
実施・導入・購入の流れの下にFAQがあります。基本的に、人は迷ったら買いません。なので、お客様の疑問を解消するためのFAQがあります。「効果はどのくらいで出てくる?」だったり、「アレルギーがあるけど、飲める?」などお客様が疑問に感じていそうなことを質問と回答で解消するわけです。
1-5.フォーム
さらにその下にお申し込みフォームがあります。「今すぐクリックしてください」「お申し込みはこちら」ということが書かれています。これがランディングページの基本です。
2.知っておきたいランディングページ業者の利用法
私の場合、ランディングページは自分で作っています。本当は制作業者に頼む方がいいんが、その前段階で自分で作ってないと依頼しにくいのです。ある程度、自分で作っておいたほうが「もっとこうした方がいい」という感覚を持てるので、オススメです。
過去に業者に依頼した時に「何かデザインは綺麗なんだけどランディングページとしてはイマイチだな」と思った人もいるでしょう。よって、まずは自分である程度、ランディングページを作ったほうが1段階目はいいんじゃないかと私は思っています。
業者を利用する場合は、自分で作れるところまで作って、さらに良くするためにプロにお願いしたいっていう方法がいいと思っています。業者に丸投げするのではなく、ある程度自分でランディングページの土台を作っておくと、完成品が自分の想像とズレにくいです。
3.まずはFacebookページを作ってみる
引用元:https://www.facebookbrand.com
その前に、まだFacebookのイベントページも作ってないよって方は、Facebookのイベントページから作るのがオススメです。
なぜかというと、Facebookのイベントページはほぼランディングページみたいなものだからです。要するに、「何日にこんなのがあるよ」というランディングページのような形になっています。イベントのタイトル文はキャッチコピーみたいなものですよね。そして、イベントの内容の文章もほぼランディングページと同じ流れになっています。文章の流れが同じなので、Facebookのイベントページを一度作ったら、その内容を土台にしてランディングページが作れるかもしれません。
さらにもう一つの方法としては、ブログの記事をランディングページの流れに沿って書くというのもいいでしょう。要するに、「ランディングページはデザインも文章もしっかりしたページを作らないといけない」と思うとハードルが高く感じ出て、最初の1歩を踏み出せないという人がいます。
そうならないように、まずはFacebookのイベントページでもいいですし、ブログに記事で手軽に書いてみませんかということでFacebookのイベントページはFacebookから無料で作れます。Facebookのイベントページは個人のページしかない人でも出せます。ただ、イベントへの招待は自分と友達になっている人しか招待ができないはずです。だから、Facebookを頻繁に使っていて、繋がっている人はまずイベントページから作るのいいでしょう。
なお、Facebookのイベントへの招待は一人一人個別で送るんじゃなくて、グループ単位で招待ができます。グループを作っておくと、そこにいろんな記事を投稿したりするのもメルマガの代わりになるので、「こんなイベントがあるよ」とカンタンな操作で知らせることができます。
ということで、まずはFacebookのイベントページから作成してみるのはオススメの方法です。またはブログの中に書くのもいいです。とにかく何かやらないと進歩がないので、練習だと思ってまずは書いてみましょう。
4.ランディングページの外せない3つのポイント
ここでは、ランディングを作る上で外せないポイントをお伝えします。「ランディングページを作ってみたけど、売上につながらなかった」という人もいるかもしれません。そんな人のために、ここではランディングページのポイントを解説していきます。
4-1.スワイプファイルを使う
素人の人はランディングページを作るときに、何も参考にせずに作ろうとします。ただ、その作り方だと、効率的なランディングページはできにくいです。プロのコピーライターは、ランディングページをどうやって作るかというとスワイプファイルを見ながら作ります。
スワイプファイルというのは、他社が使っているランディングページの写しのことです。他社が出しているランディングページというのは、おそらくプロの人が作ったランディングページなので、それを参考にして書くということです。
商品の内容の伝え方だったり、ボタンの位置だったりを参考にしながら書くのです。すると、自分の頭だけで考えて作るよりも下敷きがあるので、質の高いランディングページになりやすいです。「なんだ参考にするだけか」と思う人もいるかもしれません。しかし、売上を上げるためには相当重要なポイントです。スワイプファイルを参考にしていくうちに、自分の表現力の幅も広がっていきますので、ぜひ実践してください。
4-2.信頼性を高める
ランディングページに来ている人は基本的に、「ここに書かれていることは本当かな?」と疑って読んでいます。なので、あなたの商品やサービスを信用してもらうために、科学的な証拠やお客様の声などを入れて、信頼性を高めましょう。「特に98%の人が結果を出しました」というように数字を入れると説得力が出て、ページに対する信頼性が高まります。誰かに推薦文をもらったり、過去に商品を買ってくれた人の声を載せるのも信頼性を高める効果があります。
4-3. プロに見てもらう
どうしても自分一人だけでランディングページを作ると内容の偏ったページになりやすいです。内容が偏っていると質の悪いランディングページになってします。ランディングページの質が悪いとどれだけ広告費をかけてアクセスを集めても、コンバージョンしないので、広告費をかけたのにお客様が来ないというもったい無いことになります。
なので、ランディングページができたら、プロの人に「このページで問題ないですか」とお金を払ってでも見てもらいましょう。ランディングページ最適化のことをLPOと言います。(Landing Page Optimization)プロの人はこのLPOをすることができるので、売れるページになるように最適化をしてもらいましょう。
5.オプトインページについて
ランディングと同じくらい大切なオプトインページについて解説します。オプトインページ(opt-in page)というのはその名の通り「参加してもらうページ」のことです。主に、メールアドレスを集めるときに使うページです。
ランディングページやFacebookのイベントページだと商品を買った人のメールアドレスしか取得できないので、メールアドレスを取得できる量が減ってしまいます。しかし、オプトインページだと商品を買わなかったけど、商品に興味がある人のメールアドレスが取得できます。
たとえば、5万人くらいの顧客リストぐらい持っている人5万とか10万円を払って広告を出すとします。この時ランディングページしかなくて、5人だけセミナーに来たとしたらメールアドレスは5件しか取れません。
それに対して、オプトインページを作っておけば、大体30件は登録はあるでしょう。そして、30件中の5人来たとしても、30件は一応メールリストが取れているので、セミナーに来てなかった25人に対して、メルマガを出したりすれば見込み客から顧客に変わるんじゃないかということです。
可能だったら、オプトインページで見込み客がメール登録したあとに、セミナーのランディングページを表示させた方がいいです。その方が見込み客がセミナーに申し込みをしてくれやすいです。他にも、オプトインページでメール登録をした後に、「Facebookグループがあります」という誘いをしたり、ステップメールやメルマガでお客様と信頼関係を築いていく。そして、信頼関係ができたなと思った時点で、もう一度「セミナーがありますよ」と案内するのが王道です。
6.ランディングページ作成ツール
引用元:https://wordpress.org/about/logos/
ランディングページの作成ツールについて少し話しをしたいと思います。一昔前は、クリエーターさんでないと、キレイなランディングページを作るのが難しかったです。しかし、今は色々な作成ツールがあるので、簡単にランディングページが作れるようになります。私のオススメの作成ツールはワードプレスです。
ワードプレスっていうのは、アメブロみたいなブログにもできるし、ホームページにもできるみたいな、いわゆる自分で触れるホームページやブログ作成ツールの1番代表的なものと思ってください。
私の会社は、元々インターネットソリューション。要するに「ホームページもデザインもSEOも何でも受けますよ」というところから始まっています。一昔前の業者はワードプレスをあまり使っていませんでした。なぜかというと、お客様が自分でカンタンにサイト変更ができてしまうので、メンテナンス料が発生しづらいからです。逆に言えば、ワードプレスなら自分でカンタンにサイトの変更ができるので、オススメです。
ワードプレスはテーマというものを入れることで、カンタンにデザインを変えることができます。なので、ランディングページを作れるテーマを入れれば、誰でもカンタンにランディングページが作れるということです。
7.プロ級のランディングページが作れるテーマ
では、ランディングページを作れるワードプレスのテーマを紹介していきます。まず、いろいろ調べてワードプレスのテーマを探しました。
そして、厳選したテーマが何個か見つかったので、それを紹介します。
7-1.Grazioso
引用元:http://grazioso.info
Graziosoというテーマがあります。これはサイトの動きが綺麗なランディングページが作れます。そして動画埋め込みも簡単にんできます。で、操作感としては、まあまあ使いやすいです。これは、日本人が作っているテーマです。どうやって手に入れるかというと、インターネットでサイトから購入をします。ちなみに価格は価格は19,800円(税込)です。
7-2.Colorfu
引用元:http://lptemp.com/
そして、Colorfuもなかなかこれ良かったです。使い方が動画でていねいに説明されているので、「サイトが作れるか心配」という人にもオススメです。すごくカンタンにランディングページが作れるので、評価は高いようです。これもインターネットでサイトから購入するパターンです。価格は8,760円(税込)です。「費用をかけずにできるだけカンタンにランディングページが作りたい」という人にはオススメです。
7-3.エッジプラス
引用元:http://affiliate-edgeplus1template.com/
私はこっちの方がおすすめなんです。エッジプラスというテーマです。テンプレートが豊富なので、非常に使いやすいです。価格は23,800円(税込)です。少し高いと思う人もいるかもしれませんが、その分性能が高いです。
操作はしやすいので、初心者から上級者まで不自由なく使えると思います。特徴としては、CSVインポートという機能があります。これは、45都道府県ごとのページを45個いっぺんに作ろうと思ったら、CSVでそれを入れるだけで北海道から沖縄県までのページが作れます。
また、最初からヘッダー画像というランディングページの最初の部分の画像も付いてきているので、画像を探してこなくてもいいというのが嬉しいポイントです。
7-4.mint
引用元:goo.gl/A6Nmww
そして、「もっとかっこいいのもいいな」と探しまくりました。そこで、海外のテーマなのですが、かっこいいのがあったので紹介します。それがmintです。
何がいいかというと、機能がたくさん付いているという点です。色を変えられたりとか、いろいろなボタンが最初から付いている。さらにデザインがスタイリッシュでかっこいいんですよ。ここまでクオリティ高いテーマは日本ではなかなかないですね。どんなデザインなのか、詳しく知りたい人は、公式サイトを見てください。これもインターネットで買う形になります。価格は$59なので、日本円にすると6,000円くらいですね。
8.まとめ
優れたランディングページを一つ持つというのは、優れた営業マンを一人雇う以上の価値があると言われています。なぜかというと、どんなに優れた営業マンでも、人間なので、24時間売りっぱなしということはできないですよね。
それに対して、ランディングページというのは、WEBページなので、24時間いつでもアクセスしてくれた人に商品を紹介し続けてくれます。
ただし、いくらいいランディングページを作っても、アクセスがない、ページに来る人がいない状態では、売上にはつながりませんでの、ランディングページを作るだけでなく、アクセスを集める作業と一緒に実践をしてみてください。
続きの動画は、下記↓↓にあります↓
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