日本のインターネット人口 インターネット白書2004より

インターネット白書2004によると、2004年2月時点の日本のインターネット人口は6,284万4,000人で、2003年2月の5,645万3,000人から11.3%増加した。ただし、順調に伸びてはいるが、それまでの急激な伸びに比べれば鈍化しているという。利用場所および機器別の内訳を見ると、「自宅の機器から」が2,277万1,000人、「自宅の機器と勤務先/学校の機器、両方から」が2,061万4,000人、「勤務先/学校の機器から」が1,069万6,000人、「携帯電話/PHSのみ」が876万2,000人となっている。
世帯ベースで見ると、自宅の機器の接続率を表わす「世帯普及率」は52.1%。昨年は48.4%だったため、はじめて過半数の世帯がインターネットにつながったことになる。一方、勤務先/学校と携帯電話/PHSも含め、何らかの形でインターネットを利用している人がいる世帯の比率を表わす「世帯浸透率」は78.1%に達した。
“記の世帯比率で見ると、自宅からのインターネット利用は未だにナローバンド世帯が51.9%とわずかながらブロードバンドを上回っているものの、利用者ベースでは初めてブロードバンドが過半数を超えた。これは、ブロードバンド世帯のほうが1世帯あたりの利用者数が1.794人と、ナローバンド世帯よりも多いため。自宅からのブロードバンド利用者は2,214万5,300人、ナローバンド利用者が2,123万6,600人となっている。

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