価値観のリニューアル3 効率化と労働

効率をあげることで労働者は楽になる

そう信じて、効率化!!ってことに皆やっきになってきたと思います

でも、たとえ効率があがっても、労働時間が減ることにはならなかったようです

資本主義社会は最大の利潤を生むように人々を駆り立て、
効率化で空いた時間で、さらなる労働をしなければならなくなったからです。

児童文学者ミヒャエル・エンデ、代表作『モモ』について

とある街に現れた「時間貯蓄銀行」と称する灰色の男たちによって人々から時間が盗まれ、みんなが心に余裕が無くなってしまった中で、貧しいけれど友人の話に耳を傾け、自分自身をとりもどさせてくれる不思議な力を持つ少女、モモの冒険によって、奪われた時間を取り戻すというストーリー

灰色の男たちの正体は、利子です。
経済システムの中心に利子があるかぎり、
未来の労働は、今よりももっと沢山でなくてはいけません。
永遠に効率的に改善できるか、時間を奪われるかしかないように思います。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

ページ上部へ戻る