インターネット関連年表

1957 ソ連が世界初の人工衛星スプートニクを打ち上げ。対抗策としてアメリカが国防総省(DOD)内にARPAを設立。
1961 マサチューセッツ工科大学のレオナルド・クラインロック(Leonard Kleinrock)がパケット交換理論についての最初の論文を発表。
1969 米国国防総省が国内の4大学・研究機関(カリフォルニア大学ロサンゼルス校、スタンフォード研究所)、カリフォルニア大学サンタバーバラ校、ユタ大学)を接続し、ARPANETが誕生。
1972 ICCC(International Conference on Computer Communications = コンピュータ通信国際会議)で世界初のチャットが行われた。
ARPAを改称し、DARPAを設立。
Telnetの仕様発表。
1973 ARPANETへの初の国際接続(王立レーダー施設(ノルウェー)及びロンドンカレッジ大学(英国))。
Xerox社のパロアルト研究所のボブ・メトカフ(Bob Metcalfe)がイーサネットのアイデアを発表。
FTPの仕様発表。
1974 ビントン・サーフ(Vinton Cerf)とボブ・カーン(Bob Kahn)がTCPのしくみを発明。
1975 スティーブ・ウォーカー(Steve Walker)が世界で初めてメーリングリスト「MsgGroup」を作成。
1976 AT&Tのベル研究所がネットワーク接続用ソフトウェアUUCPを開発し、翌年UNIXの配布を開始。
1979 アメリカの2つの大学(デューク大学とノースカロライナ大学)を接続し、UUCP接続を使ったUSENET(USEr’s NETwork)を開始。
1980年代
1981 ニューヨーク市立大学とエール大学を結んでBITNET(Because It’s Time NETwork)を開始。
NSF(National Science Foundation = 全米科学財団)がCSNET (Computer Science NETwork = コンピュータ科学ネットワーク) を開始し、多くの大学や民間のコンピュータ研究グループが参加。
1982 ARPANETでの通信プロトコルとして、TCP/IPの使用が決定。
1983 CSNETとARPANET間のゲートウェイ接続開始。
ARPANETから軍事用ネットワーク(MILNET)が分離。
1984 インターネットへDNSを導入。
インターネットへの接続ホスト数が1,000台を突破。
日本でUUCP接続を使ったJUNET(Japan University NETwork)開始。
USENETが初めてのニュースグループを導入。
1985 日本で通信の自由化により電子メールが可能になる。
1986 NFSNET(National Science Foundation NETwork)発足。 SGML
IETF発足。
SGMLがISO規格化。
日本のJUNETがCSNETに接続(日本初の海外接続)。
1987 インターネットへの接続ホスト数が10,000台を突破。
日本でWIDEプロジェクト(日本初のIPネットワーク)開始。翌年よりTCP/IPの使用を開始。
1988 Morrisワーム事件発生。インターネット上の60,000台のコンピュータのうち6,000台が影響を受ける。
IANA設立。
Z39.50がANSI規格化。
1989 インターネットへの接続ホスト数が100,000台を突破。
1990年代
1990 ARPANETが終了。
1991 ブルースター・カール(Brewster Kahle)がインターネット上でデータベース検索するためのシステムWAISを発明。 HTML [1.0] ミネソタ大学のポール・リンドナー(Paul Lindner)とマーク・P.マッケイヒル(Mark P. McCahill)がインターネット上の情報を検索するためのシステムGopherを開発。
CERNのティム・バーナーズ・リー(Tim Berners-Lee)がWWWを開発。世界初のHTML(The First Version of HTML)を発表。
JPNICの前身、JNIC設立。
1992 インターネットへの接続ホスト数が1,000,000台を突破。
日本で最初のホームページ
発信。
WIDEプロジェクトの技術者達が独立し、日本初のプロバイダIIJ
を設立。
1993 NSFによりInterNIC設立。 Mosaic
ホワイトハウス
がインターネットに接続。
アメリカのゴア(Al Goa)副大統領が情報ハイウェー構想(NII = U.S. National Information Infrastructure、正式名:情報基盤整備計画)を発表。
NCSAが世界発のグラフィックなブラウザ、Mosaicを発表。
JPNIC設立。
1994 W3C設立。 N 1.0
Netscape Navigatorが登場。
日本で首相官邸
がインターネットに接続。
JUNETが終了。
1995 アメリカがインターネット接続を完全商業化。 HTML 2.0
Internet Explorerが登場。
Yahoo!が登場。
ティム・バーナーズリーとダン・コノリー(Dan Connolly)がHTML 2.0を発表。
Sun Microsystems社がJava言語を開発。 IE 1.0
IE 2.0
1996 Yahoo! JAPANが登場。 HTML 3.2
CSS1
N 2.0
N 3.0
IE 3.0
1997 HTML 4.0
Mac OS 8
N 4.0
IE 4.0
1998 Googleが登場。 XML 1.0
CSS2
N 4.5
1999 NTT Docomoがiモードのサービスを開始。 HTML 4.01
メリッサ・ウイルスの被害続出。 IE 5.0
2000年代
2000 Webの総ページ数が1億を突破。 XHTML 1.0
日本の中央官庁ホームページの改ざんが続発。
Google日本語版サービス開始。 IE 5.5
N 6
2001 The Internet ArchiveがWayback Machineを公開。 XHTML 1.1
IE 6.0
2002 ブログが流行。 Mozilla 1.0
N 7

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

ページ上部へ戻る